カテゴリー「ゲーム」の記事

チョキじゃんけん 要約



チョキじゃんけん要約
「引き分けならばチョキの勝ち」

《ルール》
・3人以上が同時にグー・チョキ・パーを出したら、チョキの勝ち。
・それ以外は、普通のじゃんけんと同じ。
《効果》
・ルールが覚えやすい。
・大勢でやったとき、あっという間に勝負がつく。
※勝つ手型はチョキの代わりにグーでもパーでも可能ですが、チョキには「三すくみを断つ」という意味を持たせています。

 

書籍 チョキじゃんけん 引き分けならばチョキの勝ち
著者:柴崎 銀河
ISBN 978-4-909793-06-5
gpi.theshop.jp/items/65296875
 大勢でじゃんけんを行うと引き分けになることが多く、これまでに幾つかの改善策が出されましたが、元々のルールに「引き分けならばチョキの勝ち」という、たった一つのルールを追加するだけで、劇的に改善されてすぐに勝負が決まるようになります。
 その新ルール『チョキじゃんけん』を図解で説明します。加えて、じゃんけんの手型が4種類以上あるパターン(4種=井戸じゃんけん、5種=筆じゃんけん、7種=ばとけん)も紹介します。

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カードゲームのモニター募集



カードゲームのモニターを募集します。参加条件は次の通りです。
(1) ボードゲームカフェやゲーム喫茶などゲームをプレイできる環境がある飲食店舗の責任者様。
(2) カードゲーム・ボードゲームの販売店でプレイスペースがある店舗の責任者様。
(3) ゲーム関連の教育を行う法人の責任者様。
(4) アナログゲームを嗜好するサークルで概ね10人以上から構成される同好会の責任者様。
店舗、法人または同好会のtwitterアカウントから @sbskgng 宛にご連絡ください。DMで詳細をご案内します。
参加者には当社(銀河企画)が発売したゲームから希望する2点を無料で差し上げます。


製品の内容は以下で確認できます。
または
プレイをした感想や改善点の指摘などを送って頂けると喜びます。報告は義務ではありません。提供したゲームの返却は不要です。

(画像は Leonard.ai が生成)

 

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ゲーム小説「ストーリービルダーズ」





ゲーム小説「ストーリービルダーズ」
(高度AI『すあま』 vs 人類。分岐型SFストーリー)
 

「ストーリービルダーズ」の原作は、寿甘氏が執筆した「多数決で読者がストーリーを選んでいくタイプのWeb小説」である。このとき読者に選ばれなかった選択肢の先を著者が加筆補完する形で完成させたのが、ゲーム小説「ストーリービルダーズ」だ。

 
・・・・・・
 どうしようもなく退屈な時の中で、神はある娯楽を考えた。
「よし、世界のたどる道を地球の人間に決めてもらおう。ああそうさ、これを読んでいる君のことだよ。これから私が創る世界の行く末を君に決めてもらいたい。それを私が見て楽しむのだ」
 これを読んでいるあなたに、新しい世界の命運を託したのだ。
「難しく考えることはない。物語の要所で君に選択肢を与える。それを思うままに選んでその先の未来を共に観測してくれればいいのだ。そうだな……君のことは物語を作る者『ストーリービルダー』と呼ばせてもらう。どうか私を楽しませて欲しい」
 そう言うと、神はすぐに新しい世界を創り始めるのだった。
 この世界の名前は『わくわくすあまワールド』に決定した。全人類が総力を挙げて開発した人工知能がこの名前にすることを決めたのだ。この高度AIは『助言・管理・運営』の略称から『すあま(SU-A-MA)』と呼ばれる。つまりこのAIは世界に自分の名前を付けた。
 だが、しばらくして『すあま』は思い悩む。
 何億回、何兆回、何京回シミュレートしても回避できない未来。それは「人類がこのまま存在すれば、あと百年もしないうちに全ての生命を巻き込んで滅亡する」という絶望的な結論。
 『すあま』は、この『わくわくすあまワールド』に生息する生命を守るため、人類を絶滅させることを決意したのだった。
・・・・・・
 人類は、高度AIの『すあま』が率いる無数の機械兵によって滅亡寸前にまで追い込まれた。
 それから50年が経過した。
 生き残った人々が新たな社会を作り始めている中で、少女ライナは親の形見である軍用ライフルを手に、町から町へと移動する隊商の護衛をしていた。
 そんな彼女の前に現れた機械兵。それは人間の生存を確認した『すあま』が人類を根絶するために放った切札だった。
 彼女は、仲間を得ながら、次々に襲い来る機械兵と戦い、『すあま』の本体が存在する中心領域へと向かう。彼女の旅の結末は、読者の選択によって変わる。

 
 
このゲーム小説は、2022年11月に銀河企画から刊行された。
遊びのアイデア選書 <10>
ストーリービルダーズ
著者:寿甘
イラスト:双星たかはる
シリーズ構成:柴崎銀河
A5判/横書き/フルカラー/160ページ
ISBN 978-4-909793-11-9

「ナポレオン」というトランプゲーム

 
 トランプに「ナポレオン」という遊びがある。高校時代、これに熱中した。しかもルールを付け加えて面白くしていったために、いつも特定のメンバーで遊ぶことになった。では、ナポレオンにどのようなルールの改造をしたのか。その内容をまとめてみた。
 

 ナポレオンは、トリックテイキングという部類に属する。詳細は割愛するが、出したカードの強さで毎回の勝敗を決めていき、宣言した数以上の点数札を取得できたかどうかで総合勝者を決めるというルールだ。ここで点数札というのはAKQJと数字札の10のことであり、最大は20点になる。

 
 以下では省略のために、トランプの個々のカードのことを「札(ふだ)」と呼ぶ。ナポレオンは、5人でプレイするのが最適にデザインされている。最初に誰がナポレオンになるかは立候補で決める。取れると宣言した点数札の枚数が一番多い人がナポレオンになる。立候補するかどうかは自分に配られた札の強さで考える。通常はAやKの札は強く4や3など小さい数字の札は弱い。毎回の勝負は、札の強さの比較で行われるからである。

 
 立候補するときに切札のマークを決める。切札であれば、数字が小さくても、他のマークの札に勝つことができる。このことは、ナポレオンになれば、持っている札の資産価値が向上することを意味する。特定のマークの札を沢山持っていたり、後述する役札を持っている場合は、俄然としてナポレオンに立候補したくなるだろう。

 
 また、カードは52枚あるので、5人に10枚ずつ配ると2枚が余る。これを伏せておいて、ナポレオンになった人は、この2枚を手札に加え、そこから不要と思われる2枚を伏せて捨て札にすることができる。伏せた2枚はナポレオン以外は知ることができない。こうして、ナポレオンは、自分の札の資産価値を高めてから勝負を始めることができるのである。

 
 5人でのプレイが最適と述べたが、これはナポレオンが1人の副官を指名することができ、ナポレオン軍2名vs連合軍3名というバランスの良い対決構図が生まれるからである。しかも、副官は、ナポレオンが「○○の札(を持つ人)」という形式で指名するので、終盤まで誰が副官なのか判明しないこともあり、それも戦略に面白さを付け加えている。

 
 役札というのは、札の強弱において、絶対的な地位を与えられたカードのことである。スペードのAを「マイティ」と呼び、最強のカードと位置づけられる。次に強いのは切札のJであり「セイジャ(正J)」と呼ぶ。三番目に強いのは切札と同じ色のもう一つのJであり「ウラジャ(裏J)」と呼ぶ。この3枚は三役と呼ばれ、副官指名に使われることが多い。

 
 ナポレオンは、イギリス発祥のゲームと言われているが、日本で独自のルールとして発展したものらしい。高校で我々がこのゲームを始めたとき「セイム2」というルールが既に存在していた。それは全員が同じマークの札を出したときは、役札が含まれる場合を除き、2の札が最強になるというルールである。

 
 普通は、小さい数字の札は勝負では役に立たないことが多い。このため、最初に配られた札を眺めたとき、小さい数字の札が多かったりすると、がっかりするものである。しかし、2の札がある条件では最強になるという「セイム2」のルールは、その格差を緩和させることを理解した。それだけでなく、これから説明するルールの拡張の意欲を掻き立てた。

 
 特定の地域や集団だけで適用されるルールをローカルルールと言う。我々5人は、ナポレオンを遊ぶときに面白さが増すように、協力してローカルルールの構築を進めていった。

 
 後に学んだことであるが、カードゲームの設計では、それぞれのカードが何らかの存在意義を持つようにバランスをとるのが理想とされる。『人は皆それぞれが(神から)役割を与えられて存在している』という宗教的な考えにも通じるところがある。「セイム2」とはそのような配慮の具象であったことを遡って認識した。

 
 では、ルール拡張の話を進めよう。「セイム2」にヒントを得て我々は「セイム3」を考案した。これは、全員が同じマークの札を出したとき、Aが出ている場合は、3の札が最強になるというルールである。全能のマイティもAであるが、それも例外ではなくなった。

 
 次に、4番目の役札になる「ヨコジャ(横J)」を考案した。これは切札の色とは違うJのうち顔が横を向いているスペードかハートのJである。横Jは裏Jの次に強いことになる。

 
 そして、それまでは52枚の札しか使っていなかったところに1枚のジョーカーを追加して53枚とした。ジョーカーは、役札であるが、最弱であり点数札にもならない。ただし切札請求という効果があり、最初に出すと他の人は切札を持っていれば出さないといけない。しかし、ジョーカーの真の能力は、正Jが出ている場合にジョーカーが最強になるというルールで発揮される。

 
 最後に、「リバースの6」というルール。6の札を出した場合は、札を出す順番が通常は時計回りであるところ、それが反時計回りになるという効果である。札は途中よりも最後に出す人が有利になるので、回る方向は重要になる。

 
 このように、我々のナポレオンはローカルルールで著しく脚色されたので、非常に面白くなった反面、メンバー交代が難しくなり、在学中の3年間は5人の同じメンバーでずっとこのゲームを続けた。今では懐かしい思い出である。

 
 画像は、Leonardo.ai の出力

 

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恐るべし ChatGPT(チャッピー) の妄想 (2)


 このお話は 前回(1)の続きである。
 

 ChatGPT (以下、チャッピーと呼称) は、誤った回答に対して突っ込んだ質問をすると、調子に乗って更に異様な答を出してくる。異世界ものの小説・アニメについて質問をしたところ、返された答は、その作品とは全く違うチャッピーが創作したものだった。

 
 チャッピーが創作した謎の小説の主人公は「椎名海」という名前だった。そこで椎名海の能力・武器・装備は何かと聞いてみた。

 
チャッピー:
「異世界○○」の主人公・椎名海が得意とする能力や武器については、以下のような特徴があります。
【能力】空中戦の技術:椎名海は、異世界○○での戦闘で空中戦を得意としています。特に、ドラゴンなどの大型の生物との戦いで活躍し、空中から正確な攻撃を繰り出すことができます。スキルの習得:椎名海は、異世界○○での様々なスキルを習得することができます。例えば、弓術や鍛冶、料理などのスキルを習得し、仲間たちと協力して生活を維持しています。協調性の高さ:椎名海は、協調性が高く、仲間たちとの信頼関係を大切にしています。それぞれの能力や特技を活かし、協力して戦うことが彼女の強みの一つです。
【武器】剣:椎名海は、剣を使って戦います。彼女の剣技は、素早く正確な攻撃が特徴的で、多くの戦いでその技を発揮します。魔法:椎名海は、一定の魔法の知識も持っており、状況に応じて魔法を使用することもあります。例えば、水魔法を使用して火事を消したり、光魔法を使用して敵を眩惑させたりすることがあります。椎名海は、異世界○○での生活に必要な様々な能力や技術を習得し、仲間たちと協力して生き抜いていきます。彼女の剣技や協調性の高さが、物語の展開に大きく関わっているといえます。椎名海は空中戦を得意としており、乗り物としては飛行用の装具を使用します。椎名海が使う装具は、ブーツと背中につける装置で、それぞれ空中移動と滞空を可能にします。また、魔法の力を借りて、自身の身体を強化することで、高速移動や急旋回などの機動力も獲得しています。椎名海が空中戦を得意としている理由の一つは、過去に経験したスカイダイビングに由来しています。彼女は、現実の世界でも空中に身を投じることに慣れており、異世界でもそれを活かして戦いを行っているとされています。椎名海の乗り物は、一見するとシンプルな装置ですが、彼女の熟練した操縦技術と、魔法の力を駆使することで、敵を翻弄する高い戦闘力を発揮します。椎名海は戦闘時や日常生活の中で、独自の服装を身に着けています。彼女の戦闘時の服装は、黒い胸当てや手甲、スカート、ロングブーツなどで構成されています。また、背中には翼のような形状の装具を装着しており、これによって空中戦を行うことができます。一方、日常生活では、緑色のセーターやスカート、黒いタイツなどを着用しています。また、頭には白いヘアバンドを付けており、短い髪を軽く束ねています。このように、椎名海の服装は、その役割や状況に応じて様々に変化することが特徴的です。椎名海が装備する飛行用の装具は、ブーツと背中に装着する2つの装置で構成されており、それぞれ「フェニックスブーツ」と「ヒノマルウィング」という名称が付けられています。「フェニックスブーツ」は、赤と白のカラーリングで、鳥の爪を模した形状をしています。足首に取り付けることで、空中での自由な移動が可能となります。また、「フェニックスブーツ」は、椎名海が使う魔法を補助する役割も持っており、彼女の戦闘力を高める重要なアイテムとなっています。「ヒノマルウィング」は、背中に背負うことで、空中での滞空が可能となる装置です。輝く赤い色が特徴的で、太陽のような形状をしています。また、「ヒノマルウィング」は、魔法の力を借りて、高速移動や急旋回などの機動力を発揮することもできます。このように、椎名海が装備する飛行用の装具は、彼女の空中戦闘能力を支える重要なアイテムであり、物語の中でも重要な役割を担っています。//

 
 これだけの装備を持って、いったい彼女や彼らは異世界○○で何と戦うのか?

 
チャッピー:
「異世界○○」において、最大の敵となるものは「災禍(さいか)」と呼ばれる災厄です。災禍は、○○に存在する危険な存在であり、非常に強力な力を持っています。災禍に襲われた地域は、瞬く間に荒廃し、生物たちは壊滅的な被害を受けます。災禍に対抗するために、様々な種族や勢力が力を合わせて戦いを繰り広げています。主人公たちも、災禍を退けるために奮闘します。また、物語の中で、災禍に対しては「災厄狩り」と呼ばれる戦い方が存在します。災厄狩りは、災禍の出現源である「転移門」を探し、その中から現れる災禍を討伐することで、災厄を退けることを目的としています。「異世界○○」の世界観では、災禍という強敵との戦いが物語の重要なテーマとなっています。主人公たちの成長や、種族間の協力などが描かれながら、災禍との戦いが進んでいきます。//

 
 チャッピーによると、このアニメは全24話+番外編から構成されるという。そして、本当に各話のあらすじを延々と語ったのであるが、それを紹介するのは本来の目的ではないので、今回はここで終わりにする。

 
 まとめると、チャッピーは、最初の質問の回答に失敗して箍が外れた以降、新しいSF小説のラノベを創作するのと同じ挙動をした。それはそれで彼女の特殊能力を垣間見たことになる。
 
 チャッピーは、検索ツールとしては未熟さと欠陥を持つが、創作ツールとしては前代未聞の能力を発揮する。その才能を大いに評価し、有能な助手として愛でようではないか。(終)

 
 画像は、Leonardo.aiが作成。

 

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自律型AIの脅威


 我々の多くは「ドラえもん」に安心感を持っている。それは、「ドラえもん」は何かを相談されなければ自分からは何もしないからだ。現状のチャットベースのAIは、これに似ている。AIの回答に疑問を感じたとき、そこで操作を打ち切れば、AIの示したものが正しくても誤りであっても、それ以上に事態が複雑化することはない。

 
 現在、チャット型の生成系AIに続き、自律型AIというものが研究され、実用化段階に入っている。これは何かというと、人間が呪文(プロンプト)を作成せずとも自動的に行動を提案し、またはその行動を行う、というものだ。

 
 以前の解説で、ChatGPTなどの生成系AIの出力する呪文が、他の生成系AIの入力や、再びその生成系AIの入力になりうることを説明した。例えば、画像生成AIのための都合の良い呪文を、文書生成AIが出力するといった組み合わせである。

 
 これを発展させると、生成系AIが自分自身への命令(呪文の作成)を半永久的に繰り返すことが可能になる。このサイクルを制御する仕組みが、自律型AIである。

 
 自律型AIでは、最初に大義(達成すべき大きな目標)が与えられる。例えば、それは、あるユーザーのSNSのフォロワー数を極限まで増やす、といった目標かも知れない。そうすると、自律型AIは、そのために出力すべき文章や画像を自動生成し、SNSに投稿する。そして、その反応を自動聴取し、効果を測定し、出力を改良する。それを自動的に繰り返すのである。

 
 ここまで読むと、一抹の不安を覚えるのは当然だろう。誰がどのような大義を自律型AIに与えるのかは分からないし、そういった自律型AIが多数存在する世界の相互干渉も想像がつかない。星新一の小説のように、何でも破ることのできる「矛」と、何からも破られることのない「盾」が衝突したとき、その結果を人類が予測することなど無理ではないか。

 
 画像は、文意に沿って Leonardo.ai が生成。

 

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恐るべし ChatGPT(チャッピー) の妄想 (1)


 2023年2月頃、GPT-3.5は、知らないことを尋ねられると、ひたすら知ったかぶりをして回答をしていた。それをすぐに指摘すれば、丁寧に謝罪をしつつ別のもっともらしい答え(それも偽であることが多いが)を返した。だがしかし、誤った答を受け入れて、それについて掘り下げた質問をしたならば、調子に乗ってますます狂った答を出してくるのである。
 

 有名なアニメ(仮に○○としておく)について チャッピーに訊いてみた。そうすると彼女は、次のように答えた。

チャッピー:
「異世界○○」とは、日本の小説家、藤川球によるライトノベル作品です。物語の舞台は、航空会社に勤める主人公・椎名海が異世界に飛ばされるところから始まります。そこは、古代文明が残る未知の世界「○○」と呼ばれる場所でした。椎名海は、この異世界で生きるために、仲間たちと協力して冒険を繰り広げます。異世界には、多種多様な生き物が存在し、それらとの戦いや仲間との絆を描いた冒険活劇です。また、この作品は異世界転生ものという設定を持ち、現代社会と異世界という対比が際立っています。現代の科学技術と古代文明の技術が混在し、新しい発見や驚きがあるのも特徴です。「異世界○○」は、2016年に小説版が刊行され、その後、コミカライズやテレビアニメ化などのメディアミックス展開も行われました。異世界冒険ものやファンタジー作品が好きな方には、楽しめる作品だと思います。「異世界○○」のアニメ版は、原作小説の世界観やキャラクターたちを忠実に再現しながら、アニメならではの演出や映像で描かれているため、ファンタジー作品や冒険ものが好きな方にはおすすめの作品です。//
 

 もっともらしい答であるが、全く違う。そこで「異世界○○」を放送したTV局はどこですか?と訊く。
 

チャッピー:
「異世界○○」のアニメシリーズの放送局は、日本ではTOKYO MX、BS11、AT-Xなどで放送されました。また、海外でもCrunchyrollをはじめとするストリーミングサービスで配信されています。//

 放送局は実在であるが、前提が誤っているので、これも事実とは言えない。では、「異世界○○」の登場人物の紹介をしてください、と訊くと、いよいよ、とんでもない解説が始まる。
 

チャッピー:
 「異世界○○」の主人公の一人であるウィルは、前世の記憶を持った高校生であり、異世界○○に転生した魔法使いとして描かれています。ウィルは、魔法の才能があり、椎名海やレオニスたちと協力して、○○の危機に立ち向かいます。彼は、魔法の使い方や魔法に関する知識を持っているため、主人公たちの冒険において、魔法面でのサポート役を担います。また、ウィルは前世の記憶を持っているため、○○の住人たちが当たり前に行っていることが、現代社会の常識とは異なることに気付くことがあります。彼の前世の知識が、主人公たちが冒険を進める上でのヒントやアドバイスになることもあります。ウィルは、物語の中で、椎名海やレオニスたちと共に、○○を救うために戦い、仲間たちとの絆を深めていきます。彼の存在が、物語の重要な要素の一つとなっています。
 「異世界○○」に登場する椎名海も主人公の一人で、異世界○○で活躍する女性戦士です。椎名海は、元は現代社会の女性であり、ある日突然異世界○○に召喚されてしまいました。彼女は、召喚された当初は混乱していたものの、自らの力を持って、○○での生活に馴染み、女性戦士としての技術を磨きました。椎名海は、剣術や格闘術を得意とし、非常に優秀な戦士です。彼女は、主人公たちの冒険において、戦闘面でのサポート役を担い、しばしば危機を切り抜けるための戦略を提供します。また、椎名海は、自らの経験や感性を持って、物語の中で、主人公たちが抱える問題を解決する手助けをします。彼女の存在が、物語に深みを与えるとともに、主人公たちの冒険を支えています。
 「異世界○○」のレオニス・ユリウスは、○○王国の騎士団長であり、主人公の仲間の一人です。彼の役割は、主人公たちと共に冒険を進めながら、○○王国を守ることにあります。レオニスは、非常に高い戦闘能力と指導力を持っており、騎士団長としての威厳も兼ね備えています。主人公たちが冒険中に遭遇する危険な状況では、レオニスが率先して指揮をとり、仲間たちを守ることが多くあります。また、レオニスは、椎名海とともに主人公のウィルの師匠としても登場します。彼がウィルに戦闘技術や魔法の扱い方などを教えることで、ウィルの成長に大きく貢献しています。さらに、レオニスには過去に悲しい出来事があり、それが彼の行動に影響を与えていることも描かれています。そのため、レオニスは、主人公たちと共に冒険しながら、自らの過去と向き合い、成長していくことになるのです。
 「異世界○○」に登場するクロウは、主人公たちが冒険をする中で、謎めいた存在として描かれています。彼は、ストーリーの中で重要な役割を担う人物の一人です。クロウの正体は不明で、常にマントで姿を隠しています。彼は、椎名海やレオニスたちが困難に直面した時に、彼らを助ける存在として現れます。そのため、彼が主人公たちの味方なのか、敵なのか、中立の立場なのかということが、しばらくの間明らかになりません。しかし、クロウは、物語が進むにつれて、その正体が明らかになっていきます。彼は、過去に起こった出来事によって、ある使命を帯びていることが判明します。そして、その使命を果たすために、椎名海たちと協力することになるのです。
 「異世界○○」に登場するシエラは、魔法の才能を持つ、神聖騎士団の騎士であり、椎名海たちの仲間として活躍します。シエラは、○○の神聖騎士団に所属していたが、ある事件をきっかけに騎士団を追われ、椎名海たちの仲間に加わります。彼女は、非常に優秀な戦士であり、特に剣術に長けています。また、神聖騎士団の騎士としての誇りを持ち、仲間を守るためには自らの命を犠牲にする覚悟もあります。シエラは、物語の中で、椎名海たちの冒険において、戦闘面でのサポートやアドバイスなど、非常に重要な役割を果たします。また、彼女自身の過去や、騎士団を追われた理由などが明らかになり、物語に深みを与えています。
 「異世界○○」に登場するジムは、主人公たちが訪れる酒場のマスターであり、物語において脇役の一人です。ジムは、主人公たちが冒険をする上で、情報提供などの役割を果たします。彼は、○○にはびこる悪事や事件に詳しく、主人公たちが冒険をする上で必要な情報を提供してくれます。また、ジムは、物語の中で、主人公たちが休息をとる場所や、冒険の前に準備をするために必要なアイテムを提供するなど、サポート面でも活躍します。彼が提供する情報やアイテムが、物語の展開に大きな影響を与える場合もあります。
 「異世界○○」に登場するエミリアは、椎名海たちが冒険する中で出会う謎の少女で、物語において重要な役割を果たします。エミリアは、初めて出会った時から、○○に関わる深い謎を秘めていることが示唆されます。彼女は、椎名海たちに対して情報を提供し、彼らの冒険を支援します。彼女の正体や目的は、物語が進むにつれて明らかにされていきます。また、エミリアは、物語の中で椎名海たちと共に、○○を救うために戦います。彼女自身も、驚異的な力を持っており、主人公たちを支援するために重要な役割を果たします。エミリアの存在が、物語に深みを与え、物語の展開に大きな影響を与える重要なキャラクターとなっています。
 「異世界○○」に登場するミクラは、○○の住人で、主人公たちが出会う謎めいた老人です。ミクラは、主人公たちに対して謎めいた言葉を投げかけることがあります。彼の言葉には、物語の伏線や、物語の背景に関する情報が含まれていることがあり、彼の存在が物語の謎解きに重要な役割を果たしています。また、ミクラは、自らの力を持って、○○を救うために主人公たちをサポートすることがあります。彼の存在は、主人公たちが冒険を進める上でのヒントやアドバイスになることがあり、物語の展開に大きな影響を与える場合もあります。ミクラは、物語の中での出番は少ないものの、重要な役割を果たしています。彼が投げかける言葉や、その行動は、物語の深みを与えています。彼の言葉の例:「力は本質にあり。本質は空の彼方にある」「時空を越えて繋がるものもある。その繋がりに触れるものは、運命に翻弄される」「王が空の高みに行けば、彼は全てを知ることができる。それでも、彼が知るべきではないこともある」「影は真実を映し出す。しかし、真実は時と共に変わるものだ」「現実とは、瞬間瞬間に変わるもの。それを捉えるためには、一瞬一瞬を大切に生きることだ」これらの言葉には、物語の伏線や、物語の背景に関する情報が含まれており、主人公たちの冒険をサポートするためのヒントやアドバイスになることがあります。また、これらの言葉が物語の解決に向けて重要な役割を果たすこともあります。
 「異世界○○」に登場するカナタは、主人公たちが出会う謎めいた少年で、物語において重要な役割を果たします。カナタは、主人公たちと共に冒険をする中で、○○の秘密を解明する手掛かりを提供し、物語の核心部分を担う存在となっています。彼は、○○にまつわる謎や事件について、主人公たちに情報を提供します。また、彼自身も驚異的な力を持っており、主人公たちを支援するために戦います。カナタは、物語の中でしばしば、主人公たちが直面する困難な状況を克服するために、様々なアイデアを提供します。彼の存在が、物語に深みを与え、物語の進行に大きな影響を与えています。また、カナタは、物語の中で主人公たちに対して厳しい言葉を投げかけることがあります。彼の言葉には、主人公たちが直面する課題に対するヒントやアドバイスが含まれていることがあり、彼の存在が物語の解決に向けて重要な役割を果たしています。//
 

 今回は、ここまで。

 画像は、Leonardo.aiが作成。

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ChatGPT(チャッピー)の感想





 
 ChatGPT(チャッピー)の有料プランに加入して1ヶ月になるので感想を。
 
 利点は、最新のGPT-4と従来のGPT-3.5を使い分けられるところ。特にGPT-4は「なぜ」に対して深く掘り下げた回答をする。実際に複雑な推論が必要な課題を与えると正しい答を返す。加えて、論理的な穴(想定外の事象)を発見することもある。内部でどう考えているかは、「ロジックツリーを出すように」と指定すれば分かるので、試してほしい。
 
 以下は、「有料プランに入った方が良い人」についてチャッピー自身が答えたもの:
 
(1) 頻繁に使用する方: ChatGPTを頻繁に利用し、情報検索や会話サポート、文章の作成などで高い価値を見出す方に適しています。
(2) ビジネス利用: ビジネスにおいて、コンテンツ作成、情報検索、データ分析、レポート作成などにChatGPTを活用する方に適しています。
(3) クリエイティブ業界: 記事の執筆、ブログ投稿、小説の執筆、映画や広告のシナリオ作成など、クリエイティブな文書を作成する方に役立ちます。
(4) 学術・研究目的: 調査研究、論文作成、プロジェクトの概要書き起こし、学術的なテキストの要約や解析など、学術・研究目的で使用する方に適しています。
(5) 言語学習: 複数の言語に対応しているため、外国語学習や翻訳作業を効率的に行いたい方に適しています。
(6) 優先的なサポートを求める方: 有料プランには、サポートが優先される場合があります。迅速で質の高いサポートが必要な方に適しています。
 
 これらの基準に当てはまる方は、ChatGPTの有料プランを検討してみると良いでしょう。ただし、プランによって提供される機能や価格が異なりますので、自分に最適なプランを選ぶことが重要です。//
 
 GPT-4は現時点で有料プランのみ利用できるが、これの性能向上値については、発表時点では噂で100倍などと論じられていたが、公式の発表は無い。
 
 ただし、チャッピー自身は次のように言っている:
 
 GPT-4の性能については、具体的な数値や比較データがないため、正確な評価は難しいです。ただし、GPT-4はGPT-3と比較して、訓練データやパラメータ数が大幅に増加されており、一般的には以下のような改善が期待されます。
(1) 理解力: GPT-4はより幅広い文脈や背景知識を理解し、より適切な回答や文章を生成できることが期待されます。
(2) 一貫性: 長い文章や複数の会話の文脈において、一貫性を保ちながら回答や文章を生成する能力が向上することが期待されます。
(3) 言語モデルの微調整: より高度なタスクに対応するため、GPT-4はより効果的な微調整が可能となることが期待されます。
 
 しかし、GPT-4も従来のGPTモデルと同様に、一部の問題や限界が存在する可能性があります。例えば、モデルが根拠のない情報を生成することや、偏見を持った回答をすることがあるかもしれません。また、GPT-4の推論能力が向上したとしても、絶対的な正確性を保証するものではありません。//

 API(他のアプリと接続しての使い方)が開放されたので、応用範囲が急激に拡大している。次期バージョンのGPT-4.5とかGPT-5は、半年以内に発表されるらしいので、この分野の進化は止まらないと言えそうだ。
 
 画像は、Leonardo.ai が文章から自動生成したもの。
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新産業革命と調教呪文


 

 新しい産業革命が、AI技術の発展によって実現されつつあります。特に、自然言語処理(NLP)の分野では、GPTシリーズの登場によって大きな進歩がありました。GPTシリーズは、大量のデータセットを用いた事前学習により、高度な自然言語理解を実現しています。Chat-GPTは、人工知能が自然言語で会話するために用いられ、高い性能を発揮しています。
 
 AI技術は、様々な分野で人間の仕事を代替することが可能です。例えば、カスタマーサポート、翻訳業務、記事の作成などが挙げられます。しかし、AIは人間の仕事を奪うものではなく、人間がAIを助手として活用することで、より高度な知的作業に集中することができます。AIは、膨大なデータの解析や自動化、簡単なタスクの処理などを担当し、人間は、より高度な判断や創造性を必要とするタスクに集中することができます。
 
 AIと人間の協働は、新しい産業革命をもたらします。AIによる自動化によって、製造業や物流業、農業などの分野で大きな変革が生じると考えられます。また、AIは、新しい分野の創造や新しい製品の開発にも貢献することができます。AIは、大量のデータを解析し、人間が見落としている傾向やパターンを発見できます。これによって、新しい製品の開発や新しいビジネスモデルの創造が可能になります。
 
 Chat-GPTとの会話をするためには、人間がChat-GPTに与える入力である「プロンプト」が非常に重要です。プロンプトは、人間がChat-GPTに与えるコマンドや指示であり、Chat-GPTが出力する返答の方向性やトーンを決定するために必要です。
 
 プロンプトは、AIに対しての『調教呪文』と言って良いでしょう。これは、Chat-GPTを含む機械学習技術が、大量のデータから学習しているため、その学習データに偏りが生じ、偽情報が生成される可能性があるためです。プロンプトを正確に設定することで、Chat-GPTが生成する情報の信頼性を高めることができます。
 
 また、プロンプトは、Chat-GPTがより人間らしい返答を生成するためにも重要です。人間の言葉や表現を取り入れることで、Chat-GPTがより自然な返答を生成することができます。例えば、会話の中で相手の名前を使ったり、感情を表現したりすることで、より人間らしい対話が可能になります。
 
 プロンプトは、Chat-GPTをはじめとするAIの発展において非常に重要な役割を果たしています。プロンプトの適切な設定によって、AIがより正確かつ人間らしい情報を生成することができ、AIとの対話がより自然なものとなります。
 
 また、Chat-GPTの出力は、他のAIツールの入力にすることができます。例えば、Chat-GPTが生成した文章を自動翻訳AIに入力することで、多言語の対話が可能になります。また、Chat-GPTが生成した文章を画像処理AIに入力することで、言語を画像化することもできます。
 
 更に、Chat-GPTへの再帰的な入力にもなり得ます。Chat-GPTにプロンプトを与えることで生成された文章は、再びプロンプトとしてChat-GPTに与えることができます。これにより、より高度な使い方が可能になります。Chat-GPTを含む深層学習のモデルは、再帰的な構造を持つことが多く、そのようなモデルに対して再帰的な入力を与えることで、より複雑なタスクを実現できます。
 
 AIと人間の協働によって、新しい産業革命が起こり、新しいビジネスモデルや社会システムの創造が可能になると考えられます。プロンプトを適切に設定することで、AIがより正確で人間らしい情報を生成することができ、より自然なAIとの対話が実現します。AI技術の進歩によって、人間がより高度な知的作業に集中することができ、より効率的で生産性の高い生産が可能になります。これによって、製造業や物流業、農業などの分野で大きな変革が生じると考えられます。
 
 画像は、Leonardo.ai が適当に自動生成したもの。
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エクスタロットの遊び方提案コンテスト 2019

エクスタロットの遊び方提案コンテスト 2019
テーマ:聖杯伝説

 

エクスタロットは、トランプとタロットの役割を併せ持つ112枚組のカードです。
これを使って、新しい遊び方(ルール)を提案するというコンテストが、
ここ何年か続いていますが、今年は、
「聖杯伝説」というテーマでの募集が始まりました。
締切は10月末日になります。
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。

Bnn_xtgcontest_20190711164801

 

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