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2015年2月の記事

アクセス数の多い記事

これまでにBlog内でアクセス数が多かった記事の一覧をつくりました。


モンスターメーカー・オンラインTRPGの記事 (2008年)

 参加者の投票によってストーリーが進んでいくTRPG
 監修:鈴木銀一郎 原作は「ドラゴンライダー」「最後の竜戦士」など


アレクサンダーがイスカンダルと呼ばれる理由

 アレキサンダーはアラビア語でイスカンダルと発音される。なぜ?


柴崎澄夫(父)が天皇陛下から勲章を授与された (2009年)

 父は「瑞宝単光章」という勲章と位階「従六位」を戴いた


般若心経 空とは何か

 空(くう)=エネルギー という仮説で般若心経を読んでみた


鈴木銀一郎先生の傘寿を祝う会 (2014年)

 傘寿(80歳)のパーティーを紹介するフォトアルバム


ハロウィーンとワルプルギスの夜

 ケルト人は年に2回、季節の変わり目を祝って祭をした


放送法は健全な法律なのか? (2013年)

 人々はNHKを見ない自由を奪われている?という問題提起


フルHD規格のディスプレイがPC用の主流になる (2009年)

 フルHDとは1920×1080解像度。昔の記事ですが既に現実 


宅配便やメール便への納品書・領収証の添付 (2011年)

 郵便以外の配達物に信書を入れても良いのはどんな場合か?
 2015年の1月中旬に異常なほどの高アクセスを記録した


保有株式一覧 (15/02/16)

柴崎銀河 個人が保有している株式の一覧です。
以下に公表するのは柴崎銀河が支持している会社だとお考えください。


保有株式一覧 (15/02/16)  〔 〕内は子会社 代表的な技術・サービス

サイバーエージェント 500株 SNSコンテンツ広告 アメーバ
NTT 300株 通信サービス ひかり電話
任天堂 100株 ゲーム用ハードソフト ゲーム機
日本ファルコム
 1000株 ゲーム
マーベラス 500株 アニメ・音楽・ゲーム
ソフトバンク 100株 通信サービス
KADOKAWA・DWANGO 300株 出版、映画 ニコニコ動画
 〔ブランド: 角川書店、アスキー・メディアワークス、富士見書房、エンターブレイン、他〕
 〔連結子会社: ドワンゴ、角川ゲームス、キャラアニ、
ブロッコリー 1000株 キャラクター商品
スクウェア・エニックス
 200株 ゲーム・書籍 ドラゴンクエスト
セイコーエプソン 100株 プリンター、パソコン
ソニー〔SonyMusic、ANIPLEX〕 100株 家電・音楽・ゲーム・アニメ
東映アニメーション
 100株 アニメ
サンリオ 100株 キャラクター商品
ウィズ 300株 キャラクター商品
コナミ 100株 ゲーム・玩具
バンダイナムコHD
 100株 ゲーム・玩具 妖怪ウォッチ
カシオ計算機 100株 電子楽器 電卓
ワコム 400株 ペンタブレット Intuos
ヤマハ 100株 電子機器・楽器 歌声合成技術 VOCALOID
メルコHD〔バッファロー、CFD〕 100株 ルーター、ハードディスク、メモリ
楽天 100株 通販
ブラザー工業 100株 プリンターFAX複合機
エイベックスGH 100株 音楽事業全般
IGポート(Production I.G.) 100株 アニメ
アートスパーク〔セルシス〕 100株 アニメ制作ソフト CLIP STUDIO
タカラトミー 100株 ゲーム・玩具 鉄道模型
ティアック 1000株 音楽関連機器 TASCAMブランド
MCJ〔マウスコンピュータ、iiyama、秀和〕 100株 PC、モニター、書籍
オリコン 100株 エンターテインメント・ポータル
インプレスHD〔リットーミュージック〕 100株 出版
オンキヨー 100株 アンプ、スピーカー
ゴンゾ (GONZO) 10株 (非上場) アニメ
 

銀河企画 180株 (有限会社)
千代田テクノロジー 160株 (有限会社)

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般若心経 空とは何か

体が白く目が赤く兎のようにも猫のようにも見える生物が
夢枕に現れてこう言った。
「空(くう)とはエネルギーのことだよ」
そして目が覚めた。

本日2月8日は約7年前に亡くなった父の誕生日である。
お寺の宗派は曹洞宗といい、唱える経典のひとつは「般若心経」というものだ。
その経文が短くて解りやすいということで以前に配られていたのを持っている。
全部漢字だからさっぱり分からん。
そのなかでも「色即是空(しきそくぜくう)」というのは
その代表的な箇所ということで多くのところで引用されているから知っている。
誰かが冗談で「エロいこと考えてもむなしいだけという意味だよ」
と言っていた気がするし、
お坊さんが唱えるのだからそれに似たことだろうと勝手に思っていた。

朝、目覚めてから少し考えが変わった。
そこで自分なりに考察したのが以下の結果というわけである。

まず、前提として「空(くう)はエネルギーを意味する」は
目の赤いやつの啓示を受け入れることにする。

サンスクリット語を玄奘三蔵(三蔵法師)が漢文に訳した全文は最後に載せた。
以下、区切りのいい場所ごとに漢文を解釈していく。
なお、ネット検索で幾つかの訳例を参考にした。

> 仏説・摩訶般若波羅蜜多心経 (1)

◎ お釈迦さまが説いた偉大な、般若波羅蜜多
(智恵による彼岸へ到達するための修行)の教えの核心
 【1】

ということになる。つまり前置きだ。

ちなみに般若心経の般若とは智恵のことであり、
怖い顔をした「般若の面」とは無関係だ。

> 観自在菩薩行深般若波羅蜜多時
> 照見五蘊皆空 度一切苦厄 (2)
観自在菩薩というのは観音様のことで、「観自在」のあたりが
後の(10)の理由により時間を遡行したり自在に行き来できる能力
のように思えるが、それはさておき、
観音様がその修行を深くやっていたときに「五蘊がどれも空」であること
に気付き一切の苦厄(苦労と災厄)を追いはらった、という説明になる。
そうすると五蘊が何かということになる。

五蘊(ごうん)というのは、次のように色・受・想・行・識の五つだ。
 色(しき) 世界を構成する物質のこと、特に人間であれば肉体のこと
 受 刺激を感じること、またはその情報のこと 例「背中がかゆい」
 想 記憶を引き出すこと、あるいは記憶 例「昨日はカレーを食べた」
 行 何かを望むこと、思考 例「深呼吸がしたい」
 識 心から考えを生み出すこと、感情 例「このバラは美しい」

この五蘊は後の説明(4)から色と受想行識のブロックに二分される。
簡単に言うと、
色は形のある「物質」で、
受想行識は形のない「情報・記憶・思考・感情」だ。

ここまでの結果を読み替えると次のようになる。

◎ 時空間を見渡せる観音さまは、修行中に
 物質・情報・記憶・思考・感情の五大要素はどれもエネルギーである
 ことに気付き、一切の苦厄を打ち払った。
【2】

これが般若心経の最初に出てくる「あらすじ」の紹介、ということになる。
では、先に進むことにしよう。

> 舎利子。
> 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色  (3)
舎利子というのは弟子のことで、
つまり弟子がちゃんと説話を聞いているか問いかけている。
さて、核心部分が出てくる。

 色不異空 空不異色

が同じことを二度言っているように思えるが、
そうではなく左右の反転で両者が等価ということを強調したのだろう。
色は空と異ならないし、空は色と異ならない。だから・・・

◎ 物質とエネルギーは等価である。 【3-1】

この等価性を計る物差しは文章からは分からない。
その続きも同じことのように思えるのだが、
文章に無駄がないと仮定すると、何か違うことを言ってるはずだ。
ここでは「即是」を変換可能のことと推理する。

 色即是空 空即是色

は、つまり、
色は空に変化するし、空は色に変化する。だから・・・

◎ 物質とエネルギーは相互に変換可能である。【3-2】

なにか深遠なことを示唆している気もする。
「ビッグバン」は、138億年前、1点に集結していたエネルギーが
物質に転換して膨張し、宇宙が誕生したという仮説である。

> 受想行識亦復如是 (4)
受想行識も同様だ、と言っている。つまり

◎ 情報・記憶・思考・感情とエネルギーは等価である。【4-1】
◎ 情報・記憶・思考・感情とエネルギーは相互に変換可能である。【4-2】

ここで思い出されるのはエントロピーという概念である。
それは物の配置や情報などのデタラメな度合いを示すもので、
そのデタラメ度は宇宙全体で見ると徐々に増加しているという仮説もある。
物理学の実験で、物質の運動(熱)と情報は、いずれも
エネルギーの一種であってエントロピーの性質を持つことが示されている。
もし宇宙自身に苦厄があるとするなら、エントロピーだろうな。

> 舎利子。
> 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 (5)
調べると、「諸法」とは有形無形のすべてのもの(万物)のことのようだ。
自分の直感では「諸法」は五蘊の関係を律する法則、理(ことわり)だと思った。
「空相」は空の姿、なので、「空」を一歩下がって観測したということか。
この一文は次のような意味になるだろう。

◎ 五蘊の関係を結びつけるすべての法則もまた、
 エネルギーと同様の性質を持ち、
 生じたり滅したりせず、汚いとか清いとかもなく、増減もしない。
【5】

ちなみに、現代物理学では、エネルギーは形を変えても
総量は変化しないというのが法則として知られている。
また、我々が知るどんな法則も、それが変化したという形跡は無い。
そして浄不浄の区別も無い。
まあ、神か仏が交代したなら、法則も変更されるかも知れないが。

> 是故空中 無色無受想行識 
> 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 
> 無眼界 乃至 無意識界 (6)
「眼耳鼻舌身意」というのはインタフェース(感覚器官)のことであろう。
そうすると「色声香味触法」はデータである。
何度も出てくる「無」は、ここでは「執着しない」と解釈した。

 それゆえ、物質も情報・記憶・思考・感情も、それらのインタフェースも
 そこから受取るデータも、執着する必要などなく、
 インタフェースを通して知る世界もまた執着する必要などないのである。
【6】

> 無無明亦無無明尽 乃至 無老死亦無老死尽 (7)
「無明」は愚かなこと、「老死」は老いて死ぬことで、
お釈迦様は苦厄の原因を分類して12種類を示したそうだが、
この2つが苦厄の原因を代表していると考えられる。

◎ 「愚かさが怖い」「死ぬのが怖い」といった様々な苦厄はありもせず、
 無いのだから苦厄が尽きることもない。
【7】

> 無苦集滅道 無智亦無得 (8)
「苦集滅道」というのは「四諦」のことでお釈迦様の初期の教義。
煩悩とそれを取り除く方法を指す。
「智」は「般若」の言い換えで、般若心経自身のこと、
「得」は「悟りの智恵を修得する」こと、だと思う。

◎ 前にお釈迦様が教えた)煩悩を取り除く方法に執着する必要はないし、
 この般若心経をはじめとする般若経にしても
 修得することに執着する必要はないのである。
【8】

執着しないほうが身につくということか?

> 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
> 心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖
> 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 (9)

◎ 菩薩さまは、悟りの智恵を身につけることで、心から引っかかりを取り去り、
 恐怖も無くなり、ややこしい考えも遠ざかり、平穏な心の境地に達した。
【9】

> 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提 (10)
三世というのは過去・現在・未来の三つの時間のことで、
三世諸仏は連綿と続くすべての時間に居る仏さまたちのこと。
阿耨多羅三藐三菩提というのは音訳らしく、
このうえない正しく平等な目覚め、という意味になるらしい。

◎ 時間軸に展開するすべての仏さまたちも、
 
般若波羅蜜多を身につけることで、
 このうえない正しく平等な目覚めを得た。
【10】

> 故知 般若波羅蜜多
> 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
> 能除一切苦 真実不虚故 (11)
呪は「合言葉」的なもので「真言」ともいう。

◎ だから、般若波羅蜜多は、
 神からの、優れた、この上ない、比べるものも無い、合言葉なのだ。
 あらゆる苦を取り除くことができる、真実の言葉なのだから。
 【11】

> 説般若波羅蜜多呪 即説呪曰
> 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提 薩婆訶  (12)
後半をサンスクリット語から訳すと
「往く人、往く人、彼岸に往く人、彼岸に善く往く人よ、幸あれ!」
になるが、ここは原語の発音を尊重し、訳さないでおく礼儀のようだ。

◎ 説明しよう、悟りの智恵を身につける合言葉を。こう言うのだ。
ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハ
 【12】

ちなみに、「薩婆訶」は、日本のお経では「ソワカ」と発音されている。


おわりに

般若心経は千数百年前に仏陀の弟子によって作成された経典である。
その全体を眺め直すと謎の単語「空」は万能変数のように思えてくる。
それをどう解釈するかによって千差万別の世界像が現れるのだ。
しかも「空」が何であろうと後半から結びに至る流れには影響しない。
ということは、「空」の定義の多様性は最初から織り込み済みで
般若心経の真の目的は、脳を活性化するための教材、
ブレインストーミングの手法を使った思考ツールだったのかもしれない。

以上の解説は、柴崎銀河が独自の解釈をしたものですので、
その点はご了解ください。


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