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鈴木銀一郎:国産ゲームの振興

鈴木銀一郎のBBS「金羊亭」 より転載

昨日、翔エンタープライズの経営戦略会議ともいえる場で、
国産ゲームの振興のためにはゲームデザイナーの地位の向上が不可欠である
という認識を共有することが決まった。

ゲームデザイナーの地位の向上には2つの側面がある。

1.ゲームデザイナーとパブリッシャーとは対等な立場にある。

現実は、ゲームを出してもらいたいデザイナーが大勢いるのに、
パブリッシャーの数は少ない。そのため買手市場になっている。
しかし、ゲームを出すか出さないかはパブリッシャーが100%決める権限が
あるのに対し、ゲームを託すかどうかを決めるのはデザイナーに100%の権限がある。
したがって、立場はあくまでも対等である。

2.適切なデザイン料が保証される。

わたしの経験から、5%の製作印税(ゲームを製作したときに定価の5%の
印税が発生する)が適切であると思われる。
翔エンタープライズは、5%の印税を基準として考える。
持ち込みゲームについては、初版3%。追加生産5%とする。
持ち込みゲームは、審査等に時間と労力が必要である。
(仮に10本に1本が審査に通ったとしたら、
10本分の審査の費用は2%を軽く超えるであろう)

翔エンタープライズは国産ゲームの窓口になることを表明しているが、
そこがゲームデザイナーの地位向上を確認したことは、
わたしにとってはたいへん嬉しいことである。
ゲーム業界への最後の御奉公ができたのではないかと思っている。


2013年6月21日追記
橋倉氏から、翔エンタープライズではゲームの提案に関する窓口ができなくなった旨の申し出がありましたので、提案がございます場合は、銀河企画に相談をお願いします。

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