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2011年9月の記事

鉢呂経済産業相の仕草と「エンガチョ」

「エンガチョ」というのは、穢れの伝染をイメージした子供の遊びのことである。たとえば、誰か(A)が路上のウンチを踏んでしまったとする。これを他の誰か(B)が目撃したとき、以後、Bや近辺の者はAをエンガチョと呼んで冷やかすのである。しかし、Aは、他の誰か(C)に触る (なすり付ける) ことで、自らはエンガチョの状態から解放され、今度はCがエンガチョに成るのである。ここに、子供の遊びとしてのゲーム性が備わっている。そして対抗手段として防御の印があり、指で輪を作り又は指を交差させ、同時に「エンガチョ切った」「カギ閉めた」とか「バリアー」などと発声する。その印をあらかじめAに向けて示した者は、Aからエンガチョを移されるのを回避できるのだ。

以上の遊びは、御存知ない方もいると思うが、昭和の時代に子供達の間で流行した。

今回、鉢呂吉雄 経済産業相は、福島原子力発電所を視察した帰りの懇談中、近くに居た記者に手をなすり付けて「放射能を付けたぞ」と言った。彼の仕草・発言は、何か幼児性を思わせるところがあるが、実はエンガチョ遊びの記憶が急に呼び覚まされた結果なのではないかと推察する。


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