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[参考] 北海道 鈴木銀一郎

鈴木銀一郎先生が、BBS「金羊亭」で、
北海道で行われたゲーム大会の参加記事を掲載していますので、ご案内します。


北海道(1)

11日、9時に家を出る。
飛行機の時間は12時40分なので、早すぎるのは分かっている。
(羽田までは2時間と予測し、その通りに着いた)
ただし、今回初めてインターネットで搭乗券を購入した。
つまり、手元にはないのである。
向こうへ行ってみなければ、本当に購入できているかどうか分からない。
何しろ先日は霊障によって日記が2度も消えてしまったわたしである。
何が起こるか分からない。
1時間半の余裕は、不測の事態が起こった場合の予備軍である。
AIRDOのカウンターに着いて、番号を記した名刺を見せる。
「スズキギンイチロウさま、ご1名のご搭乗ですね」
ほっとしたが、やはり、不測の事態は起こった。
「鈴木様はシルバーでのご購入ですが、何かそれを証明するものをお持ちでしょうか」
えーっ!
「身分証明書とか、免許証とか・・・」
そんなのあるわけないじゃないか。
「健康保険証とか」
しまった。スーツを変えるとき、保険証を入れるのを忘れてきた。

ASURAさんから、
「けっこう寒くなったので暖かい服装で来てください」という連絡を受けていた。
そこで、秋冬用のスーツを点検したところ、
30年前に買った濃紺のブレザーが出てきた。
気に入っていて、5、6年愛用したのだが、
その後太ってしまい着れなくなっていたものだ。
試しに袖を通してみると、何とぴったりではないか。
30年まえといっても、三越でかなりの金額を出して買ったもので、
生地も、仕立てもしっかりしている。充分着られる状態である。
幸い、男物のブレザーなんて、あまり流行とは関係ない。
(実際はどうかわからないが、そういうことにする)
得した気分になっていたので、保険証を移すのを失念したのだろう。

仕方がないので、
「このひげを見てわからない?」
と、一応いってみる。
映画館なら、わたしの顔を見て、黙ってシルバー券を出してくるのに。
「でも、規則になっておりまして・・・」
年齢判別法は、マニュアルには入っておらんのか。
そのとき、区営プールの「シルバー割引証」が
カードケースに入っているのを思い出す。
実は、これは前居住地の杉並区のものなのだが、
ゲームで培ったポーカーフェイスで出せば、ばれないだろう。
カードケースを出して点検すると、もっといいものが見つかった。
3日前に、練馬区から送ってきたカードサイズの保険証である。
気が利くぜ、練馬区。
それとも、それをすぐカードケースに入れたわたしの迅速な行動力をほめるべきか。
とりあえず、それで敵の第1線は突破することができた。
しかし、搭乗口の保安検査で、次の難関が待っていた。

風呂が沸いたので、入ることにする。
今日は3時から、門倉さんと打ち合わせ。
身を清めねば・・・。


北海道(2)

実は、昨夜、門倉さんとの変な夢を見てしまった。
とてもここには書けないないようである。
しかし、誓っていうが、それはわたしの行動パターンでは絶対ないし、
夢の中にダイブしても、深層願望の中にない。
これはきっとだれかの生霊が生んだナイトメアの仕業に違いない。
ということで、身を清める必要があったのである。

さて、第二の難関である。
保安検査の入り口の前に掲示があって、はさみの持込が禁止されていた。
そこで、さっと気がついたのである。
わたしのキャリアバッグには、はさみが1丁しのばせてあったのだ。
JGCのGMで使うため入れておいたのだが、それを取り出した記憶がない。
とすると、まだあるに違いない。ホームズばりの明晰な論理である。
思い出さずに、検査で引っかかったらどうなったことか。
「このひげが見えんのか」
が通用するのは、JGCの会場内だけだという常識ぐらいはわきまえている。
わたしの記憶力のせいで、危機を未然に防いだわけだが、
さてどこに入っているのか記憶がない。
(とすると、記憶力もあまり当てにならんか)
仕方がないので、全数検査である。
ここにはない。
ここにもない・・・。
結局、残ったのは一番おおきな収容場所だった。
そこには、GM用のツールやら、リザレクションの6デッキやら、
賞品やら、着替えやらが、ごちゃごちゃに詰まっている。
(整理・整頓はわたしの徳目の中にない)
探してみるが見つからない。しかし、記憶と論理を信じて捜査を続行。
ついに、いちばん下に潜伏しているのを発見し、廃棄用のボックスに入れた。
JGCで生き残った仲間を犠牲にするのはつらかったが、
これも勝利への前進のための、尊い犠牲だ。

わたしは、どういうわけか、あの金属探知機の枠でひっかかる。
この前、九州に行ったときは、往きで4回。帰りで3回ブザーがなった。
今回は、携帯、小銭入れ、時計、ライターのほかにペン類も外したら、
すんなり通ることができた。
はさみの犠牲が役立ったのであろう。

やはり、早めに家を出てよかった。そう思って時計を見たら、
まだ1時間20分残っている。
結局、年寄りの取り越し苦労だったか。

待合室で、「数独」パズルを解いて過ごした。
この9×9のマスに1~9の数字を埋めるパズルは、
「ナンプレ」というタイトルのものもある。
中級までならどちらも変わらないが、超上級は「数独」をお勧めする。
「数独」はあくまでもロジックで解決できるのだが、
「ナンプレ」は(ロジックには違いないが、
仮定法を使わなくては解けない問題があるからだ。
解く側は仮定法だろうが、何だろうが、使えるものは使っていいが、
製作側が仮定法を前提にして問題をつくるのはどうかと、わたしは考えている。
数独と、ナンプレが話し合って統一ルールはつくれないものなのか。

飛行機の席が窓側ではないので、飛行中も「数独」で楽しんだ。
最近は、電車などの中では、小説より、パズルの方が合っている感じがする。
興奮していると、小説の筋や、伏線を追い切れなくなっている。
「老い」とは闘わず、共存する道を選択しているのである。

空港にはASURAさん、JACKさん、猫子さん、
甘いもんさんの4人に出迎えていただいた。
前夜祭は、「まんまみ~や」というお店で。
名はイタリア風だが、食材や、味付けは和風。
でも、美味しくいただき、かつほどほそに飲んだ。
話題は、『モンスターメーカー』一色。
『リザレクション』についても話しがはずみ、
猫子さんの恐るべきダイス力も分かった。
そこで、3日目の『リザレクション』大会では、
デッキの1つに「全滅デッキ」を採用すると宣言した。
みじめな記録は残したくなかったからである。
「全滅デッキ」は、一時全盛を極めたが、
スタートキャラは戦闘以外では負傷・死亡がないというルールに
変わってからはすたれてしまった。
(そのルール変更を主張したのは、わたしである)
そこで、何とか復活させようと、わたしが考えたデッキである。
みじめな記録は残したくないが、いきなり不意打ちではもうしわけない、
というところからの宣言だった。


北海道(3)

2日目は、『門星明華学園 The Makers Academy』のセッション。
6人卓でGMをプレイする。
『モンアカ』は4人プレイを想定せてバランスをとっているのだが、
JGCでは5人卓だったし、
その経験を活かせば何とかなるだろうと思ってスタート。

2009年、9月の第1金曜日。
みなさんは、東京近郊の門星市にある私立門星明華学園に転校してきました。
みなさんは、校長室で学校長の巌田閏の話を聞きます。

校長の話と、担任の有鮫剛の話があって、そこでキャラメイキングになる。

みなさんは、1学期とはいえ普通の高校に通って友だちもできていました。
それなのに、なぜ転校したのか。それは両親に「行け」といわれたからです。
では、両親はどんな人なのか、それを決めてもらいます。

こうすると、ダイスによる経歴決めや、キャラの特徴決めがスムーズにいく。
また、PCたちが、他の級友から一種の白眼視されているのも自然な展開になる。
後は、お約束のネコメイド・ネコ風水での大爆笑。
戦闘シーンでの協力によるパワーの増大となって、大盛り上がりのうちに終了した。
ASURAさんが日記で、「近いうちにGMやってみたい」と書いてくれているので、
成功だったといってよいだろう。

その後は、『戦国百万石支配』のプレイ。
これも、大好評で終わった。
最後にJACKさんがデザインしたオリジナルゲームのテストプレイ。
「ダンジョンづくりを競う」というコンセプトが新鮮だった。
一応、プロの立場からアドバイスさせていただく。

10時に始まって、終了したのは午後9時。
打ち上げは鳥料理屋で、唐揚げに特製ソースをつけて食べる。これが激旨だった。
ほどほどに飲む。

20日(日)の『モンアカ』オンリーコン。まだ少し空きがあるようです。
予約はR&Rへ。
03-5296-1090


北海道(4)

3日目の『リザレクション』大会も、午前10時から始まる。
8人によるスイスドロー方式トーナメント、2回。

初回のトーナメントは予告通り「全滅デッキ」。
相手が6レベル以上になったとき、「ギルドの掟」で、パーティを5人に限定。
「闇への誘い」、「ポイゾン・ウインド」、「マインド・ブラスト」などで、
スタートキャラ以外を排除し、「アース・エレメンタル」をぶつける。
「アース・エレメンタル」は退却できないので、
スタートキャラも戦わざるを得ないという仕組みである。
みなさん対抗策はとってきたものの、そのカードが引けないようで、3連勝できた。

2回目のトーナメントだは、「全滅デッキ」は賞品に提供して、
別デッキで戦ったが、1勝2敗で終わった。
フリープレイを含めて7勝2敗の成績なので、まずまずというところか。

余った時間は『ドミニオン』と、わたしの「戦国版」をプレイ。
『戦国百万石支配』では、早目に「織田信長」を登場させ、合戦しまくって2連勝。
『ドミニオン』は、基本セットで、2回。いずれも、
ドローで回すことより「属州」ゲットを狙い、僅差ながらリードを保って連勝。
みなさん慣れていないので仕方ないといえるが、
大人げないともいえる勝ち方ではあった。
最後の打ち上げは、「炭火おやじ」で。
素材と味つけは、星3つでした。

最終日は、出迎え時の4人に加え、ASURAさんの婚約者の方、
えぐちまるさん、ひっぽさんの7人もの方に千歳空港まで、
お見送りいただき、恐縮した。
トーナメント優勝の賞品として「じゃがいも焼酎」をいただいたほか、
猫子さんからは生チョコのお土産も。
帰宅してさっそくいたがいたが、どちらもとても美味しいものだった。

北海道のみなさん、本当にありがとうございました。
忘れられない4日間になりました。
これからも、よろしく。
『モンスターメーカー』も、『戦国版』もよろしくお願いします。


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